大阪市西淀川区御幣島にある就労継続支援B型わかばです。
本日はオリジナル植木鉢を利用者さんと作成していきました。
今回はモルタルを使用して植木鉢を作成していきます。「モルタル」とはセメントに砂、水を加えたものでこちらで作成することで無機質なかっこいい植木鉢が完成します。
まずはモルタルを購入するところから始めていきます。
次に型をみんなで作成していきます。今回は段ボールやカップなどを使用して作成することにしました。皆さん型作りに試行錯誤されています。どんな形の鉢にするのか考えるだけでも楽しくなりますよね。
型が完成したら次はモルタルを混ぜていきます。しっかり文量を計って水を投入し、みんなで捏ねていきます。このときにマスクをすることをおススメします。粉が舞いますので…
捏ね終わったら次はそれぞれみんなで型にセメントを流していきます。みなさん思い思いの型に楽しそうにされていました。この時にシリコンスプレーをを容器とモルタルの間に入れることを忘れないようにしてください。シリコンスプレーを入れることで乾燥したときに容器から出しやすくなります。
シリコンスプレーを忘れてしまうとなかなか大変なことになってしまうので気を付けてくださいね。何が大変かと言いますと…型とモルタルがくっついてしまってなかなか剝がれなくなってしまいます。まぁそうなってしまったときもペンチなどを使って引き抜いていけばなんとか
なるんですがね。
私たちはよくシリコンスプレーを忘れてしまうので利用者さん達と力いっぱい引き抜いています笑
無事に引き抜けたら今度はミョウバンの液体につけていきます。これはモルタルがアルカリ性の性質を持つためにそれをミョウバン液で中和させていく作業をしていきます。
この作業を一晩していきます。一晩たったらミョウバン液からモルタル鉢を引き上げます。
その次は乾燥作業に入っていきます。乾燥作業はシンプルに乾かしていくだけです。しっかりと乾燥させていったら次は穴を開けていきます。
最初に穴のところに詰め物をして硬化させてしまう方法もあるのですが私たちの事業所では最初から穴を開けることはしないで、完成したのちにコンクリートドリルで穴を開けていきます。
穴が開いたら完成です。
みなさん思い思いの植木鉢を作られてご満悦の様子でした。
実際に作った植木鉢に今度は植物を入れていきます。そのまま植木鉢のみで販売するのも有りなのですが今回はせっかくなので植え替えも一緒にしてみました。
多肉植物が入った植木鉢はシンプルで無機質でめちゃくちゃかっこいいです。
是非皆さんも作ってみてはいかがでしょうか?